カンボジア、首都などロックダウン 感染者急増で

(VOVWORLD) -カンボジア政府は14日深夜、首都のプノンペンなどで15日から28日までロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表しました。
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プノンペンでは2月下旬に新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、その後市中感染が急増しています。医療体制が貧弱なこともあり、厳格な措置に踏み切りました。

カンボジアでは累計の感染者が約5000人にとどまっていますが、2月下旬以降に4000人以上の市中感染が確認されています。現地メディアによりますと、今月9日に国内で576人の感染者が確認され、1日あたりの感染者として過去最多になりました。カンボジアの人口は約1700万人です。これまで周辺国と比べて感染者を抑え込んできたとされていました。

プノンペンなどでは当局から許可を受けた職場への通勤は、職業証明書などを所持していれば許可されます。食料や日用品などの買い物は居住地の最寄りの場所で週に3回を超えない範囲で可能といいます。カンボジアでは2月10日にワクチンの接種が始まっています。

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